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実はかなり重要! 怪我に直結するビンディング選び

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時期的に書店では来期のギアカタログ的なスキー雑誌も並んでいて、

夏のボーナスで懐がほっくりという方はウキウキで雑誌を眺めていたりするのではないでしょうか?

みなさん板やウェアなどは一生懸命に選ぶのにビンディングを一生懸命選ぶ方と言うのは少ないように思います。

そこで筆者がビンディングを選ぶ際に気にするポイントを独断と偏見に満ち溢れていますが紹介します。

ちなみに筆者のフリースキースペックは以下の通りです。

  1. フリースキー歴は15年(モーグル時代を含めると20年以上)
  2. 年間滑走は余裕で100日以上(キングスでのオフトレも50日以上)
  3. 前後のダブルコークまでは出来る
  4. 身長170cm、体重は64kgでトレーニング好きでかなり筋肉質
  5. 開放値は基本10に設定
  6. 膝の大怪我をしたことが無い!(※ここ重要)
  7. アラフォー(仕事の立場的に絶対に怪我はしたくない)

怪我をしないためのビンディング選びの際は開放値がけっこう大事

スキービンディングの仕事は転倒時に適切に板を解放して膝などを怪我から守ること。

簡単にすぐに外れてしまっても良くないですし、

逆にぜんぜん外れないのも良くありません。

転んだ時に適切な場面で外れてほしいですね。

ビンディングの解放値はけっこう重要です。

筆者はビンディングの開放値のMAXの数値は車で言うところの最高速度と同じだと思っています。

つまり開放値が10までのビンディングは車で言うところの最高時速が100kmしかでない軽自動車。

開放値が18まであるビンディングは最高時速180kmのスポーツカー。

どちらが時速100kmで高速道路を走る時に余裕があるかと考えると・・・??

あきらかに後者のスポーツカーでしょう。

余裕がある=不測の事態に冷静に対処できる

つまり開放値のMAXが10までのビンディングと18までのビンディングで比べると、

18まであるビンディングの方が開放値を10にセッティングしたときに余裕が生まれます。

余裕があると言うことは怪我をしにくい!

と考え開放値に余裕をもって選んでいます。

しかも解放値が高いものほど作りもしっかりしていて壊れにくいです。

ビンディングにも種類があるのでフリースキーに合った物を

ビンディングにもスキー板同様に用途別に種類があります。

アルペン向きのプレートが入った物などは明らかにフリースキーには向かないのでご注意を。

またフリースキーの板は幅が広いものが多いのでワイドブレーキが付いている物を選びたいですね。

この辺りはプロショップで買うにしろネットで買うにしろあまり間違えることは無いかと思いますが、

単品でビンディングを買ったのに板に取り付け出来ない…なんて事にならないように念のためにご注意を。

その他ビンディング選びのまとめ

筆者は体重が64kgでビンディングの開放値を10に設定しているので一般の方と比べると少し高めに設定してあると思います。

しかしそれでも膝の大怪我をした事がないのはビンディングがしっかり仕事をしてくれているからだと思います。

ちなみにビンディングの重さは一切意識していません。

筆者の場合は重さはそのシーズンの最初に履いた板が基準になるので全く気になりません。

(女性やジュニアの方はそんなわけにもいかないと思いますが)

マーカー、ルック、サロモン、チロリアを使ったことがありますが筆者のお勧めはマーカーです。

この15年間怪我をしていないのはマーカービンディングを選んでいるからだと本気で思っているのでお勧めします。

この記事に載っている写真を見ていただくと分かると思いますが、

板:サロモン ビンディング:マーカー

と言う組み合わせは少し珍しいかと思いますが何よりも怪我したくないのでビンディングはマーカー1択です。

開放値の高いビンディングは比例して値段も高いですし独断と偏見に満ち溢れた選び方ですが、

みなさまのビンディング選びの一例として参考になれば幸いです。